【剣盾S33シングル 最終704位レート1821】物理イベルとザシアン
はじめまして。
Fランクポケプレーヤーのマートンと申します。
剣盾ランクマッチS33において3桁順位を達成することができたので、記念に構築を記録しておきたいと思い、構築記事を書いてみることにしました。
tn: ぼーあ 704位、レート1821
tn: マートン 986位、レート1806
tn: ごめちゃん 1435位、レート1758
1.構築
構築は以下のとおりです。
2.構築経緯
1匹目の禁伝枠として、
相手から見てあまり読まれないだろうと思った物理イベルタルが強く使えそうだと考え、物理イベルタルを用いたパーティを作ることにしました。
イベルタルはダイマックス前提なので、ダイマックスを切らなくて強いザシアンを2匹目の禁伝としました。
イベルタル、ザシアンと合わせて対面的に強い選出ができ、3匹目の伝説ポケモンとなることができるメタモンを採用しました。
ザシアンをコピーしてきたメタモンや、相手のザシアンに対する受けとしてヌオーを採用しました。
サンダーやカイオーガなどの特殊ATを受けられるように、ラッキーを採用しました。
イベルタルのダイマックスが切れてしまうと、ヌオーなどの受けポケモンの突破難しくなるので、それらを詰ませられるゴチルゼルを採用しました。
以上のような感じで並びが決まりました。
3.個体紹介
イベルタル@珠 陽気 ダークオーラ
実数値(努力値):
201-183(252)-116(4)-x-118-166(252)
ダブルウイング、イカサマ、鋼の翼、岩雪崩(挑発)
技構成は、
ウーラオスを襷貫通で倒せるダブルウイング、
非ダイマ時に、ザシアン、ランドロスや積んできた物理ポケモンに強力なイカサマ、
バンギラス用の鋼の翼、
ホウオウ用の岩雪崩
ダブルウイングの枠は、ダイジェットの火力を上げるゴッドバード、ダイマ枯らしができる空を飛ぶと迷いましたが、襷貫通でウーラオスをワンパンできる点を重視してダブルウイングにしました。
岩雪崩の枠は、受けポケモンに刺さったり、初手のカバルドンやラグラージなどのあくびステロ展開を拒否したかったので、挑発にしたりもしていましたが、ホウオウを重くみて、岩雪崩で行くことにしました。
性格も意地っ張りにしたり、いろいろ型を変えて試していましたが、最後はこの型でいきました。
だいたいの試合で初手に投げてダイマックスしてました。
かっこよかったです。
※参考ダメージ
陽気珠ダイジェット(ダブルウイング)でb4振りカイオーガ乱1(43.8%)意地だと(93.8%)
陽気珠ダイジェット(ゴッドバード)b4振りカイオーガ乱1(81.3%)意地だと確1
珠イカサマでザシアンに半分以上入る
ザシアン@朽ちた剣 陽気 ふとうのけん
実数値(努力値):
193(204)-190-142(52)-x-135-220(252)
きょじゅうざん、じゃれつく、炎の牙、剣の舞
耐久 : A+1特化ザシアンのきょじゅうざん+せっかをほぼ耐える
ザシアンを対面処理できるように最速
サンダー、ゼクロムなどの打点として、タイプ一致のじゃれつく
ナットレイ、テッカグヤが重いのでほのおのキバを持たせました。
ガラル最強のポケモン。かっこよかったです。
ヌオー@ゴツゴツメット 図太い てんねん
実数値(努力値):
202(252)-x-150(252)-85-86(4)-55
熱湯、自己再生、あくび、どくどく
浮いている相手に打点を持っておきたかったので熱湯を入れました。耐久にあまり振っていないホウオウであれば、みがわりを一発で割ることができます。
流しや起点作成のためのあくび、耐久ポケモンに対しての毒毒。
ザシアンをいっぱい受けてもらいました。
かわいかったです。
ラッキー@進化の輝石 図太い 自然回復
実数値(努力値):
345(156)-x-62(252)-x-138(100)-70
ステルスロック、うたう、あまえる、たまごうみ
ノーウエポン
ボックスにいたままの調整(確か、A特化ウーラオスのインファイト確定耐えだったと思います。)
サンダー入りにはラッキーがいないときついです。
ガオガエン入りには、ステルスロックの定数ダメージを絡めていかないときつかったので、ステルスロックは抜けませんでした。
対面操作や身代わりをうたれた時用のためだったり、なんやかんやできたりするうたう
起点回避や、積み技のない物理ATに対して詰ませる甘える
黒バドレックスやミミッキュ用にシャドーボールを入れようかとも考えましたが、どの技も外し難く、この技構成のまま戦いました。
特殊耐久の鬼。強かったです!
ゴチルゼル@カゴの実 図太い かげふみ
実数値(努力値):
177(252)-x-161(252)-115-131(4)-85
あまり選出することはありませんでしたが、受けポケモンに対する選出圧力という役割もあるので、このポケモンの存在は大きかったと思います。
ラッキーの甘えると合わせると、積み技のない物理ATを起点にできました。珠ホウオウに対して、ラッキーの甘える→ゴチルゼル引きといったムーブで珠ホウオウを起点にしたこともありました。
ザシアンを見て出てきたヌオーをキャッチしてハメようと考えて採用したのですが、シーズン終盤には、当たるヌオーのほとんどがグロウパンチを持っているなど、ゴチルゼル対策が厳しく、返り討ちにされてしまいました。
受けポケキラー。強かったです!
h252
ゼクロムがいた場合は、このポケモンでないと切り返せないので必ず選出します。
対策しているような並びでも、選出では切ってくるような場合も多くあったため、ザシアン、黒バドレックス等がいるような相手には積極的に選出していきました。
3匹目の伝説ポケモン。強かったです!
4.戦い方
・初手ダイマックスイベルタルで荒らしてメタモン、ザシアンで対面的にスイープする。
・初手ダイマックスイベルタルで数的有利をとって、ラッキー、ヌオー、ゴチルゼルで詰ませてTODを狙う。
・ラッキー、ヌオーなどで起点や有利対面を作って、ザシアンで積んだり、イベルタルでダイマックスするなどしてスイープを図る。
このような戦い方をベースにして、相手の構築、選出、動き等を見ながら臨機応変な立ち回りを心掛けていました。
5.苦手なポケモン
・アーマーガア
この2匹は鉄壁積まれると終わります。
ゴチルゼルより速いので、上から挑発打たれて終わります。
6.スペシャルサンクス
僕のあほプレイングをポテンシャルでカバーしてくれたイケメンポケモンたち
本当にありがとう!
7.終わりに
毎シーズン上位の方の構築記事を読ませていただいていますが、皆さんしっかりとご自身の思考を言語化されている上に、綿密な調整、思いもつかない型、練り上げられた戦術の数々、本当に皆さんよく考えられていて、凄いなあと感心させられています。実際に対戦していても、こちらの行動がすべて見透かされているかのようなプレイングや、こちらが有利だと思っていても、気付けば詰まされていたりと、最初から計算されているかのような試合運びをされますし、本当に凄いなあと思っています。
剣盾発売から3年弱、僕は、ほぼ毎月ランクマッチに挑んできましたが、ほとんどのシーズンで4桁順位で、たまに苦し紛れになんとか3桁に乗る、というのがやっとです。
頭が悪く、無能なので、これが限界なのかなとも思っていますが、ほんの少しでも上位の方々に近づけるようにこれからも足掻いていきたいと思っています。
今月から新しいルールになり、また、11月にはポケモンSVが発売されます。新環境楽しみたいと思います。
以上です。
拙い記事ですが、お読みくださった方いらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。